今回は埼玉で一番美味しい塩ラーメンとの呼び声もたかい「ぜんや 」@新座駅に行ってきた。
誰に聞いても評価の高い名店に行ってきたので、感想を書いていこう。
「ぜんや」の概要
今回ご紹介する塩ラーメンは、常に1時間以上の行列が出来ることで有名な塩ラーメンの名店「ぜんや」
特徴
- 飲みやすいのに濃い塩ラーメン
- しっかりとした中太麺
元通産省で働いていたラーメン屋未経験の店主が「塩の専門店は少ない」との理由で塩らーめん専門店を始める。
新規開店当時は味が決まらず苦労したようだが、日がたつにつれウマすぎる塩ラーメンが評判を呼び、瞬く間に超人気店となった。
以前はTV取材にもよく応えていたが、最近のメディア露出は少な目の印象。
それでも変わらない客足の多さは美味しさの証明であろう。
さて、評判高き名店の一杯を自宅で食べてみよう。
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「ぜんや」@新座駅について
場所
新座駅東口を徒歩10分程度歩くと到着。
住所
〒352-0011
埼玉県新座市野火止4-10-5
営業時間
営業時間:11:30〜スープが無くなるまで(通常15:00〜16:00頃)
定休日:火曜・水曜
駐車場:4台
店内はカウンターと6席。(コロナ前は8席との情報あり)食券制。
【訪問日】2021年3月22日(月)
駅から行くと住宅街の中に突然店舗が現れる。
遠くから見ると看板やのぼりもなく、どこに店舗があるかわかりづらいが、近くに行くと行列が出来ているため、すぐに発見することができるだろう。
11:10頃訪問。並び15人目。
11:25ごろ開店。後ろに並びが10人程度。
入店は11:50頃であった。
入店時には奥様に手のアルコール消毒を促される。
入り口にはメニューが貼られている。
店内はラーメン屋とは思えない清潔感が漂う。
食べてみた感想
今回注文したのは「チャーシューメン(¥1,000)」
コクの効いた出汁が光る塩ラーメン
味の評価
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★★★ |
埼玉No1の呼び声に偽りなし!最高のラーメン
豚骨と鶏がらから取った優しい出汁に、濃い塩が効いたスープは絶品。
見た目は透き通った黄金色で、あっさりとしたスープに「濃い塩のカエシ」が合っており、あっさりの中でもしっかりとパンチの効いたスープに仕上がっている。
麺とスープの絡みはやや悪く、麺を食べる際にスープを感じることはできなかったが、麺と油の絡みがよく、麺自体も味がしっかりついているため、美味しく食べることができる。
埼玉NO.1塩ラーメンの名に恥じない最高の一杯であった。
麵について
・少し硬めの中太ちぢれ卵麺
スープの持ち上げが悪いため、麺を食べる際にせっかくの美味しいスープの味がしないことは残念であった。
しかし、麺自体が美味しく、油との絡みがよ良いため、スープとは別にこれはこれで美味しく食べることができた。
それぞれ美味しいので、スープと麺は別々のものとして食べるのがいいと感じた。
スープについて
・やさしさの中に光る濃い塩
最高過ぎるめちゃくちゃ美味しいスープ。
見た目通りのあっさりのスープに、濃い塩のインパクトが最高の味を生み出す。
また、多めの液油は、スープ、麺もに相性抜群である。
あっさりしたスープは最後まで飽きることなく飲み干すことができた。
あっさりの中でもしっかりとした塩を感じることができる、感動を覚えるスープであった。
トピングについて
トッピングは単体で見れば「普通」といった印象。
チャーシューは前評判が高かったものの、脂身多めの昔ながらのチャーシューであった。美味しいものの、他店を圧倒するようなインパクトは特になし。
その他トッピングに関しても 単体で見れば特筆すべき点は無いのだが、「スープのポテンシャルを最大限に引き出すための引き立て役」に徹底的にこだわりトッピングを採用しているのだと感じた。
スープの味を邪魔しないという点だけで十分価値のあるトッピングであった。
総評
スープのためだけでもお金を払う価値のあり。
ほのかに香る鶏ガラ・豚ガラの優しい出汁に、ガツンと効いた濃い塩の組み合わせは、一口目のインパクトを残しつつ、最後まで飽きずに飲み切れる最高の組み合わせとなっていた。
麺に関しては、単体で食べても美味しい卵麺に液油がしっかりと絡みつき、スープとは違った味わいを楽しむことができる。しかし、スープとの絡みが悪く、麺を食べる際はスープの香りを感じることができないことは残念であった。
スープのインパクトを生かすため、もう少しスープの持ち上げの良い麺が個人的には好みであった。
とはいえ「埼玉NO.1塩ラーメン」の看板に偽りなし。
全国でも有数の塩ラーメン屋であることに間違いのない一杯であった。
また、伺います!