お家ラーメン(店主監修カップ麺・チルド麺、宅麺、お持ち帰り)で、店舗の味を楽しめるのか「第15弾」!
今回は塩ラーメンで圧倒的な人気を誇る「ぜんや」
埼玉県屈指の人気店「ぜんや」は銘店伝説 極魅でどこまで店舗の味に近づいているのだろうか!?
徹底的に比較していこう!
ぜんやについて
埼玉県で開店前から行列を作る人気店「ぜんや」
特徴
- 後味のすっきりした濃い塩
- 小麦感の強い、味の濃い麺
1999年に新座駅に「ぜんや」を創業。
創業当初は客足が伸びずに苦労したようだが、いま(2021年5月現在)となっては濃い塩ラーメンが話題となり、埼玉塩ラーメンNo.1の呼び声も高い超人気店となっている。
メニューは開店当時から
・ラーメン
・チャーシューメン
・メンマラーメン
・メンマチャーシューメン
の四つのみ。
限定メニューや新作を作らずとも、飽きられること無く20年間人気店であり続けている。
さて、「ぜんや」は銘店伝説 極魅でどこまで店舗の味に近づいているのだろうか!?
店舗とチルド麺の比較はこちらから
店舗のレビューはこちらから
チルド麺のレビューはこちらから
店舗と銘店伝説極魅の比較
左:店舗 右:銘店伝説 極魅
再現度
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ★★▲★★ |
スープ: | ★★★▲★ |
トッピング: |
★★▲★★ |
銘店伝説 極魅はこんな人にはお勧め
- 濃い塩ラーメンが好きな人
- こしのある中太麺が好きなひと
- 家でも美味しい塩ラーメンを食べたい人
そこそこ近いが、そこそこ違う
スープは濃いにも関わらず後味がすっきりしている点は同じ。
程よい鶏ガラが香る美味しい塩スープである。
麺はこしがある点では同じだが、「味」「スープとの絡みかた」が違う。
店舗は「麺の美味しさを楽しむ麺」に対し、銘店伝説 極魅は「スープとの絡みを楽しむ麺」といった感想であった。
銘店伝説 極魅も物凄く美味しく、店舗に近づけたいとの意思は感じるものの、ちょっと違う美味しさであると感じた。
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麺について
左:店舗 右:銘店伝説 極魅
同じものを目指しているが…
こしが強く食感の良い麺といった点は同じ。
小麦をしっかり感じられ、麺自体の主張が強い点も再現されている。
しかし、スープとの絡み方が全く別物。
店舗ではスープと麺が全く絡まず「液油と麺自体の味を楽しむ麺」に対し、銘店伝説 極魅では麺とスープの絡みが良く「スープをとの絡み楽しむ麺」となっていた。
食感は近いものの、スープとの絡み方が全く違う、ちょっと違う感じる麺であった。
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スープについて
後味すっきりの濃い塩
濃い塩ながら、後味がすっきりしている点は同じ!
鶏ガラや魚介から取られた優しい出汁も良く再現されており、美味しく頂くことができた。
しかし、店舗に比べ液油がかなり少ない。
そのため、スープにキレがなく少しぼやけた味の印象を受けた。
また、店舗に比べ少し甘い。
野菜出汁の味を液体スープで表現するのが難しかったのかな…と感じた。
少々の違いはあれど銘店伝説 極魅のスープもかなり美味しい。
人工的な甘さが好きな人にとっては銘店伝説 極魅の方が美味しく感じるのかもしれない。
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トッピングについて
チャーシューは程よい脂身で食感が良い点は同じなものの、店舗に比べ味がかなり薄い。
味は結構違うといった印象。
メンマは味が濃いにも関わらず、スープの邪魔をしない点で同じ。
とても美味しいメンマであった。
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総評
全体的には「そこそこ近いが、そこそこ違う」といった印象。
スープ、麺ともに、店舗の味に近づけるよう工夫をしていることは感じ取れたが、今一歩といったところ。
スープは濃いすっきりとした塩といった点では同じだが、店舗に比べ人工的な甘さがあり、液油が少ない。
麺はこしが強い点では同じだが、スープの持ち上げ方が違っており、ラーメン一杯に対して役割が違うと感じた。
そこそこ違うとはいえ「ぜんや」銘店伝説 極魅は家で食べれる塩ラーメンの最高峰ともいえるほど、美味しい一杯であった。
チルド麺でも美味しく食べれるよう、味の調整をしているのかもしれない。
また頼みます。