今回紹介するのは「中華蕎麦とみ田」監修 つけ麺@銘店伝説 極魅
ラーメン激戦区で長年人気の「中華蕎麦とみ田」は、チルド麺でどのような一杯を提供してくれるのだろうか!?
「中華蕎麦とみ田」(リニューアル前)について
※「中華蕎麦とみ田」監修 つけ麺@銘店伝説 極魅は「中華蕎麦とみ田」の再現とのことだが、リニューアル前のつけ麺の再現となっているようだ。
現在(2021年4月現在)リニューアル前に近い味のつけ麺は
- 松戸富田麺絆@東京駅
- 松戸中華蕎麦 富田食堂@松戸駅
- 松戸富田製麺 三井アウトレットパーク木更津
等で提供されている
特徴(リニューアル前)
- 濃厚な魚介豚骨つけ汁
- 小麦感の強い太麺
店主富田氏はつけ麺の生みの親「大勝軒」山岸氏の孫弟子にあたる。
2006年、松戸に「中華蕎麦とみ田」を創業すると、美味しさが評判を呼び、二時間待ちは当たり前の超人気店となった。(現在は完全予約制をとっており、行列になることは無い)
2010年ごろから「中華蕎麦とみ田」が話題になっことをきっかけに、類似の味を出す店舗が急激に増えていき、つけ麺界は空前の「濃厚魚介豚骨」ブームとなっていった。
人気が全く衰えないさなか2020年、「中華蕎麦とみ田」で評判であった魚介豚骨つけ麺の販売を停止する。
更なる進化を求め、100%豚骨のみで作るつけ麺にリニューアルしたのである。
2021年現在は魚粉を使わない「濃厚魚介」つけ麺へと再リニューアルをしている。
リニューアル後のつけ麺を提供してるのは「中華蕎麦とみ田」のみであり、系列店では現在もリニューアル前に類似した味を提供している。
松戸富田麺絆と銘店伝説極魅の比較レビューはこちらから
松戸富田麺絆のレビューはこちらから
店舗(リニューアル後)のレビューはこちらから
「中華蕎麦とみ田」監修 つけ麺@銘店伝説 極魅 について
「中華蕎麦とみ田」監修 つけ麺@銘店伝説 極魅は「銘店伝説ONLINE STORE」にて購入可能。
銘店伝説 極魅は名店のラーメンを再現した「銘店伝説」シリーズの最上位ランクに位置するチルド生麺。現在は通販限定で販売を行っているようだ。
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食べてみた感想
味の評価
総合: | ★★★▲★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
つけ汁: | ★★★▲★ |
トッピング: | ★★★▲★ |
THE濃厚魚介豚骨!
濃厚豚骨に「魚介出汁」「魚粉」がベストマッチした、めんちゃくちゃ美味しいつけ麺であった。
つけ汁にはスダチの酸味がほのかに効いており、食欲をすすられる。
麺は小麦感が強い多加水の太麺。
麺だけで食べても小麦の味が濃く美味しい。
つるつるした麺でつけ汁がまとわりつく麺ではないが、つけ汁の粘度が高く味が濃いため、麺とつけ汁の絡み具合がちょうど良い。
トッピングも冷蔵とは思えないほどクオリティが高かった。
濃厚魚介豚骨でNo1であり続けた「中華蕎麦とみ田」の再現と言って偽りのない最高に美味しいつけ麺であった。
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麵について
・つるつるでこしの強い太麺
GOOD!
こしが強くつるつるしており、食べ応え、のど越しがともに最高の麺であった。
麺だけで食べても小麦の味が強く、ものすごく美味しい。
レモンで食べても美味しい麺であろうと感じた。
つけ汁との相性も抜群である。
麺がつるつるのため、つけ汁がべっとりとまとわりつくことは無いが、麺とつけ汁が程よく絡みつき美味しく頂くことができる。
つけ汁と合うよう、麺の太さや加水率が計算されつくされていると感じた。
最高に美味しい麺であった。
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つけ汁について
・つけ麺のためのつけ汁
濃厚な豚骨と濃厚な魚介・魚粉が合わさった最高に美味しいつけ汁である。
豚骨の味も魚介の味もしっかり感じることができ、ほのかに香るスダチが食欲を増幅させる。
つけ汁の味はかなり濃く、そのまま飲むことはできなかった。
しかし、麺とつけ汁の相性がよく、絡みの弱い多加水麺を採用していることによって、麵を食べるとちょうど良いつけ汁の濃さを味わうことができた。
麺とのバランスを考えたつけ汁だと感じた。
昨今のつけ麺はラーメンを麺とつけ汁に分けているだけで、つけ麺で食べる必要が無いものが多いが、「中華蕎麦とみ田」のつけ汁は、つけ麺のために作られた美味しいつけ汁であった。
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トッピングについて
チャーシューは冷蔵とは思えないほどクオリティが高かった。
柔らかく、脂身も程よく乗っており、醤油の味もしっかりと染みこんだ美味しく頂くことができるチャーシューである。
個人的にスモークが少し強すぎると感じた。
こりこりの食感が最高に美味しいメンマ
つけ汁との相性も良く、良い箸休めの役割を果たしてくれた。
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開封~調理
「中華蕎麦とみ田」監修 つけ麺@銘店伝説 極魅 を開封すると
- 魚介醤油たれ
- 豚骨魚介スープ
- 麺
- チャーシュー
- メンマ
が入っている。
作ってみた
今回は付属のトッピングの他
- 長ねぎ
- のり
をトッピング
作り方も丁寧に記載がありとても簡単。
麺量が多いため、麺を茹でる際はかなり大きめの鍋を使うことを推奨。
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総評
濃厚魚介豚骨の頂点!
麺、つけ汁、トッピングどれを取っても最高峰の美味しいつけ麺であった。
濃厚なつけ汁とインパクト抜群の麺は互いの良さを引き出しており「つけ麺」としての良さを存分に味わえるものであった。
「つけ汁だけが美味しい」「麺だけが美味しい」つけ麺はあれど、「麺」「つけ汁」がとも美味しく、相性が良いつけ麺は「中華蕎麦とみ田」がNo.1であろう。
更に印象として残ったのはスダチの酸味である。
濃厚なつけ汁にあっさり感を出す最高の役割を果たしている。
濃厚魚介豚骨で頂点を取った「中華蕎麦とみ田」の再現に偽りなし。
極魅の一杯である。
「中華蕎麦とみ田」を模倣した店よりも確実に美味しいつけ麺であった。
リピート間違いなし!
また注文します!