本日はつけ麺の王様「中華蕎麦とみ田」に行ってきた。
ラーメンファン以外にも名前の知られている超人気店「中華蕎麦とみ田」はどのような一杯を提供してくれるのだろうか!?
「中華蕎麦とみ田」の概要
今回ご紹介するラーメンは魚介豚骨つけ麺の王様「中華蕎麦とみ田」
特徴
- 超濃厚豚骨つけ汁
- 魚粉を使わない、濃縮された魚介出汁
- もはやうどんのような「こし」の麺
店主富田氏はつけ麺を開発したことで知られる「大勝軒」山岸氏の孫弟子にあたる。
「麺屋こうじグループ」で 修行の後、2006年に「中華蕎麦とみ田」を創業。
創業当時から評判がよく、開店前から二時間待ちが当たり前の超人気店となる。
2010年代の超濃厚魚介豚骨ブームを作ったのは間違いなく「中華蕎麦とみ田」であろう。
そんな人気のさなか、2020年に完全リニューアルを行う。
濃厚魚介豚骨から「豚骨のみ」を使用した、超濃厚豚骨つけ汁への変更である。
人気メニューの完全に味を変えてしまう、店主富田氏のただならぬ覚悟が見えるリニューアルであった。
更に2021年には、魚粉を一切使わない魚介の出汁を合わせる、濃厚魚介豚骨つけ汁へとさらなる進化を遂げている。(ラーメンは豚骨出汁のみのつけ汁)
人気店になっても進化の足を一切止めない超名店「中華蕎麦とみ田」はどのような一杯を提供してくれるのだろうか!?
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「中華蕎麦とみ田」@松戸駅について
場所
松戸駅より徒歩10分程度で到着
住所
〒271-0092
千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル1F
営業時間
10:30〜15:00
駐車場:なし
店内はカウンター9席程度
食券制度
訪問日:2021年4月16日(金)
※系列店舗が増えているが、「中華蕎麦とみ田」は店主富田氏が店舗に立てる日のみ営業。職人としてのプライドを感じる。
※「調理をしている姿もラーメン屋の一部」との考えから、席を完全入れ替え制にしており、カウンターに客の全員が着席してから調理を始める。
※「中華蕎麦とみ田」はふらっと店に向かっても店に入ることができない。
行列を回避するため「完全予約制」となっている。
予約方法は以下のいずれか
- 平日朝8時、土日祝日朝7時より食券を購入する
- OMAKASEで毎週火曜日13時から予約する。
- 電話で予約する(電話予約の有無はTwitterで発表される)
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食べてみた感想
今回注文したのは「つけ麺 小」「特選全部乗せ」
味の評価
総合: | ★★★★▲ |
---|---|
麺: | ★★★★▲ |
つけ汁: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★★★ |
旨すぎるつけ麺
超濃厚も後味がさっぱりなつけ汁は最高の一言。
豚骨の程よい甘さと、魚介の優しい出汁がベストマッチしており、「旨すぎる」以外の言葉が見つからない至極の一杯であった。
麺は、もはや「うどん」のような「こし」のある超極太麺。
小麦の香りがしっかり感じられ、麺だけで食べても、ものすごく美味しい。
つけ汁につけて食べてみると、麺とつけ汁がちょうどよくぶつかり合い、最高の調和を見せてくれる。
毎日でも食べたい、やさしさとインパクトを兼ね備えた最高の一杯である。
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麵について
超極太ストレート麺
麺だけでも、つけ汁に絡めても最高な麺
見た目はもはや「うどん」のような超極太ストレート麺。
「こし」が最高に効いており、「つるつる」とも「もちもち」とも感じられる、食感が良い麺であった。
小麦の香りも程よく効いており、麺だけで食べても美味しい麺である。
つけ汁との絡みもよく、麺の小麦感と濃厚豚骨がベストマッチな最高の麺であった。
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つけ汁について
超濃厚豚骨スープ
至高の濃厚豚骨!
ブランド豚TOKYO-Xのみで濃厚にとったつけ汁は、少し甘味のある超絶旨いこってりつけ汁。
濃厚豚骨に濃く取られた魚介の香りが加わり、濃厚ながら優しさを感じるつけ汁であった。
つけ汁を飲むと、最初に濃厚な豚骨が広がり、後味は魚介の風味でいっぱいになる。
魚介と豚骨がベストなバランスで組み合わさっているつけ汁である。
昨今流行となっている濃厚魚介豚骨とは一線を画す、濃厚ながら優しさを感じる至高のつけ汁であった。
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トッピングについて
チャーシュー : 幻の豚「TOKYO-X」を使った4種のチャーシューはあっさり、こってり、色んな味で楽しむことができる。
プレミアム心の味焼売もジューシーで美味しい。
プレミア豚であれどラーメン屋でトッピングに1000円はちょっと高いかなぁ…
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スープ割について
最後まで飲み干せる柚子香るスープ
スープ割は、残ったつけ汁の量に合わせて「カエシ」や「割スープ」の量を変えて調理をしてくれる。「柚子」を入れるか選択できる。
割スープはあっさり魚介スープ。
つけ汁を割スープで割ると、濃厚豚骨があっさり魚介豚骨に変わる最高にウマいスープ割である。
今まで、スープ割は「濃すぎるつけ汁を飲めるように出汁で薄めるだけ」と感じていたが、「中華蕎麦とみ田」のスープ割はつけ汁の風味は残しつつ、全く別物のあっさり魚介豚骨に変化させる最高のスープであった。
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総評
至高の一杯。
濃厚魚介豚骨のイメージをぶっ壊す最高の一杯であった。
豚骨の濃厚さと、優しい魚介出汁は、魚粉でごまかさない素材のみで勝負しているめちゃくちゃ美味しいつけ汁である。
その濃厚つけ汁に負けない超極太麺も、小麦感が強く、つけ汁につけても、そのまま食べても美味しい最高の麺である。
濃厚魚介豚骨ブームの火付け役は、流行を作った役割を終え、確実に次のステージへと向かっていると感じた。
客単価2000円越えでも近くにあったら毎日食べたい一杯であった。
更なる進化に期待をせざる負えない。
必ずまた伺います。