本日は辛旨ラーメンの王様「蒙古タンメン中本」行ってきた。
どの店舗に行っても行列を作る「蒙古タンメン中本」はどのような一杯を提供してくれるだろうか!?
「蒙古タンメン中本」の概要
今回ご紹介するタンメンは、辛旨ラーメンのトップに君臨し続ける「蒙古タンメン中本」
特徴
- 辛さだけではない、旨さを兼ね備えたタンメン
- しっかりした食感のモチモチ麺
中国料理中本を経営していた中本氏が店を閉店する際に、常連であった現代表白根誠が「どうしてもこの味をもう一度食べたい」と頼み込み、中本氏の下で修行を始める。。約半年の修行を終えるとともに「蒙古タンメン 中本」と屋号を変更しリニューアルオープンをすると、初日から100人以上の行列を作る超人気店となった。
「中本の一番のファン」を公言する白根氏が先代の味を忠実に再現した一杯は、辛い物好きな人だけではなく、多くの人に受け入れられ、関東を中心に20店舗以上にまで膨れ上がった。
次々と出る新メニューや、店舗限定のラーメンも常に超人気であり、どの店舗に行っても行列のやまない超人気店である。
「 蒙古タンメン 中本」@新宿駅について
場所
西部新宿駅より徒歩6分程度歩くと到着。
住所
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-8-11 美笠ビルB1F
営業時間
9:00~21:00
駐車場:なし
店内はカウンター19席 テーブル(4名1卓、2名2卓)。
食券制
水はセルフサービスで各テーブルに配置されている。
【訪問日】2021年3月30日(月)
12:00頃訪問。待ちは店内10人。20分程の待ちで案内された。
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食べてみた感想
今回注文したのは「辛さ=5 蒙古タンメン 800円」
王道辛旨ラーメン
味の評価
総合: | ★★★▲★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★▲★ |
動物系の旨味を感じる辛旨ラーメン
動物の旨味を感じるスープはこれだけで飲んでもものすごく美味しい。
野菜からの甘味もしっかりと出ておりタンメンとしてのレベルも相当高いと感じた。
そこにインパクト抜群の辛し麻婆が合わさることにより、他店では真似のできない超辛旨ラーメンが作る出される。
ニンニクとの相性も抜群によく、辛いにも関わらず次から次へと箸が進む。
「辛い、でもウマい、また行きたい」不思議な中毒性のあるラーメンであった。
スープはウマいが、むせてしまってあまり飲めなかったのが残念。
もっと辛さに強くなりたい…
麵について
・もちもちストレート麺
硬めに茹でられたもちもち麺は少し甘味を感じるものとなっており、辛いスープとの相性が抜群である。
スープの辛さを感じつつも麺を食べ進めることができるのは、この麺の美味しさによることも大きいだろう。
スープの持ち上げはやや悪めに感じるものの、スープの強との絶妙なバランスを考えた結果であろう。
麺単体ではしっかり詰まっている感じがあり、すすりづらいことが難点だが、スープとの相性を考えるとベストな麺であると感じた。
スープについて
・動物と野菜の甘味が効いたスープ
野菜の甘味を感じる動物系スープ
動物系のしっかりとした出汁に、野菜から出る甘味と食欲をそそるニンニクがしっかりと効いた激ウマなスープとなっている。
野菜から出る甘味は辛いスープを緩和させ、ニンニクの香りは次から次へと箸を進めたくなる食欲を搔き立てる。
動物系の優しいスープも辛いスープを飲みものにしてくれる重要な役割を果たしていた。
これら絶妙なバランスが「蒙古タンメン 中本」の「辛旨」を生み出しているのだろう。
トッピングについて
辛し麻婆 : これのために中本に行くといっても過言ではない「辛い麻婆」
スープとの相性抜群で「辛旨」の「辛」を担当。
野菜 : 辛いスープに甘さを加えてくれる必須アイテム。
この甘さが多くの人に愛される秘訣であろう。
総評
中毒性抜群の「辛旨」ラーメン
辛いだけのラーメンはいくらでもあるが、旨さを感じさせる中本はさすがの一言である。
全く辛くない「塩タンメン」がメニューにあるのは、動物系のスープに自信があるからであろう。
「辛旨」なスープに目が行きがちだが、もちもち食感の麺も「辛旨」の「旨」を担当する重要な役割を果たしていた。
中途半端な麺では、スープの辛さで麺をすすることが難しかっただろう。中本の麺はスープの辛さを旨いに変換する、重要な役割を持った相性抜群の麺であった。
スープ、麺、トッピング どれをとっても旨いのだが、中本の凄いところは、この全てが絶妙なバランスで絡まりあい、辛い物が好きな人だけではなく、より多くの人に愛される「辛旨」なラーメンを作り出したことなのであろう。
めちゃくちゃ美味しかった!
また伺います!