今回は「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」を食べてみた。
一風堂について
今回ご紹介するとんこつラーメンは、日本のみならず海外にも多数の店舗を持つ豚骨ラーメンの老舗「一風堂」監修のカップラーメン
特徴
- 豚骨の臭さを抑えたマイルドなスープ
- スープに絡みやすい極細麺
福岡県では出店とともに爆発的な人気を博し、横浜ラーメン博物館への出店とともに全国的に認知されるラーメン屋となった。その後、店舗は全国に広がっていき、現在は海外も含め150店舗にまで膨れ上がった。
福岡では当たり前であった豚骨ラーメンの「替え玉」文化を全国に広めたのも、この一風堂であろう。
さて豚骨ラーメンを全国に広めた老舗の一杯を自宅で食べてみよう。
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『一風堂 赤丸新味 博多とんこつ』について
『一風堂 赤丸新味 博多とんこつ』はセブンイレブン系列のスーパー、コンビニ、インターネット通販で購入可能な商品となっている。
食べてみた感想
味の評価
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★★★ |
※カップラーメンとして評価しています。
スープがとにかく美味しい!
「辛みそ」と「黒香油」がマイルドなスープにマッチしており、絶秒なコクを味わえる。
麺はあくまでカップめんの域を超えないが、それを凌駕するスープの美味しさを感じた。
豚骨の臭みがかなり消えているため、食べやすい反面、豚骨ラーメンとして食べるには物足りなさを感じるかもしれない。
麵について
・あくまでカップ麺の「麺」であるものの、本格派を意識した極細麺
GOOD!
カップ麺なので麺は期待していなかったが、いわゆる豚骨ラーメンの「極細ストレート麺を再現したい」ということはしっかりと伝わる麺となっていた。
バリ固触感を味わいたい人は推奨3分より短めで茹でれば、触感はかなり近いものが味わえるだろう。
スープについて
・豚骨スープを最も飲みやすい形で表現
最高に美味しいスープ!
豚骨のうまみは残しつつ、臭みが取れており、とても飲みやすい仕上がりとなっている。
最後まで飲み干すことができる「あっさりさ」も備えており、味、匂いともに申し分ない作りであった。
マイルドな仕上がりが故、特徴がないこと唯一の弱点だがすべての人におすすめできる一杯である。
トッピングについて
カップラーメンの中で最高峰。
チャーシューにはジューシーさがあり、とても美味しい。カップラーメンで実現できる技術には驚かされた!!
きくらげの触感が麺と一緒に食べる際のアクセントになっており、スープとの絡みも抜群であった。
後入れの「辛みそ」「黒香油」はあっさりとしたスープにコクを与えてくれる重要な役割を果たしており、溶かし方によって味の違いを楽しめるのもうれしい要素であった。
あくまでカップラーメンのトッピングであるが、トッピングが美味しいと感じたカップラーメンは初めてである。
開封~調理
「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ』」を開封してみると
- かやく・粉末スープ(先入れ)
- 焼豚
- 辛みそ・黒香油(後入れ)
- 液体スープ
が封入されている
麺はこんな感じ。
お湯を入れて三分待機。
普通のカップラーメンと手中は同じ。
作ってみた
【今回の調理時に意識したこと】
-
熱湯三分
- スープと麺はよく混ぜる
- 「辛みそ」「黒香油」は最初は混ぜない
総評
最高に美味しい一杯であった。
福岡とんこつ特有の豚骨臭さがないため、本格的なとんこつスープを好む人には物足りなさを感じるかもしれないが、マイルドなスープは万人に受ける仕上がりとなっている。
一風堂がプロデュースしたカップラーメンの名に恥じない最高峰の一杯であることは間違いないだろう。
家にストックすること決定!!