お家ラーメン(店主監修カップ麺・チルド麺、宅麺、お持ち帰り)で、店舗の味を楽しめるのか「第16弾」!
今回は全国的にファンの多いとんこつラーメンの超人気店「一蘭」
カップラーメンの登場で再注目を浴びている「一蘭」は袋麺でどこまで店舗の味に近づいているのだろうか!?
徹底的に比較していこう!
一蘭について
全国的に知名度No.1のとんこつラーメン「一蘭」
特徴
- マイルドな豚骨スープ
- 極細ストレート麺
1960年に「双葉ラーメン」として創業し、豚骨ラーメンに初めて赤い辛いたれを入れた店舗として知られている。
1993年に「一蘭」として那の川店を開店すると、現在の「記入式オーダーシステム」「味集中カウンター」等の独特なスタイルでの営業を開始する。
独特な店内の雰囲気と、豚骨の嫌な匂いを極限まで抑えたとんこつラーメンは、九州のみならず全国のラーメンファンに受け入れられ、瞬く間に全国屈指のとんこつラーメン屋に成長した。
今では、「一蘭」目当ての海外観光客も含め、全国のどの店舗でも行列を絶やさない超人気店となっている。
さて、「一蘭」は袋麺でどこまで店舗の味に近づいているのだろうか!?
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店舗と袋麺の比較
左:店舗 右:袋麺
再現度
※袋麺として評価しています。
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ▲★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: |
評価なし |
袋麺はこんな人にはお勧め
- マイルドな豚骨ラーメンが好きな人
- 豚骨ラーメンを袋麺食べたい人
- 一蘭の雰囲気を楽しみたい人
結構違う
スープはマイルドで豚骨臭さが無い点では同じ。
袋麺ではなかなかでない豚骨の味がしっかり出ている点も好印象であった。
しかし、袋麺は麺の甘味がスープにとけ出ており、スープがかなり甘い。
スープ単体ではそこそこ近い感じた。
麺は完全に別物。
麺の種類が「店舗:ストレート麺」「袋麺:ちぢれ麺」と違うだけではなく、味もかなり甘く店舗とは別物。
袋麺では麺の味が強く、スープの良さを消してしまっていた。
麺に関しては店舗に寄せるのではなく、袋麺でいかに美味しくするかを考えて麺を開発しているのだろう。
袋麺は店舗に近づけず、独自の美味しさを追求しているラーメンであった。
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麺について
左:店舗 右:袋麺
近づけようとはしてないよね…
「店舗:ストレート麺」「袋麺:ちぢれ麺」と麺の種類が違う。
袋麺でストレート麺を作るのが難しいため、ちぢれ麺を採用したのだろう。
味も店舗に比べかなり甘い。
スープとは良く絡むのだが、袋麺は店舗のような小麦感を感じることは出来ず、麺の味が強すぎると感じた。
店舗に近づけることなく、袋麺のために独自開発された全く別物の麺であった。
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スープについて
左:店舗 右:袋麺
スープだけ飲めば近いといった印象
豚骨臭のしないマイルドなスープといった点では同じ。
袋麺では店舗に比べコクが無く味が薄いと感じたが、袋麺としては及第点と感じた。
店舗に近づけようとしているのがわかる美味しいスープである。
しかし、袋麺では麺の甘味がスープにとけ出てしまいスープ全体が甘くなっている。
店舗に比べかなり甘いスープだと感じた。
スープ単体で飲めばそこそこ近いが、麺と一緒に食べると結構違うと感じるスープであった。
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総評
スープはそこそこ近いものの…
袋麺では豚骨臭くないマイルドなスープが再現されているものの、麺の甘さが染み出ており、スープがかなり甘く感じた。
麺の種類が違うだけではなく麺の甘さが強すぎでおり、袋麺ではスープの味を楽しむことが難しかった。
麺を入れずにスープを飲めば「一蘭」感はそこそこ楽しめるのだと思う。
カップラーメンの方が近いかなぁ。