今回は「サンヨー食品 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を食べてみた。
元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメンについて
今回ご紹介する担々麺を進化させた川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」監修のカップラーメン
特徴
- ニンニクの効いたパンチのある鶏がらスープ
- 担々麺では表せない「ニュータンタンメン」
川崎を中心に全国に30以上の店舗を構える川崎の老舗。
担々麺とも汁なし坦々麺とも違うことから「川崎溶き卵タンタン」と評されることもある。
辛党からの評価が高く期待したい一杯である。
さて進化系担々麺「ニュータンタンメン」を自宅で食べてみよう。
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『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』について
『元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン』は全国ののスーパー、インターネット通販で購入可能な商品となっている。
食べてみた感想
味の評価
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★★★ |
※カップラーメンとして評価しています。
ニンニク、唐辛子が効いた鶏ガラスープは、主張の少ない麺に邪魔されることなく旨味が引き立たっている。
しかし、それぞれの良さはあるものの、スープ特徴が分離していてまとまりのない感じがした。
辛さが抑えられているため、辛い食べ物が苦手でも食べれる点は評価できるが、全体的にイマイチな印象であった。
麵について
・中太のちぢれ麺
GOOD!
麺の印象は薄め。スープの持ち上げが悪く、麺を食べてもスープの味が弱く感じる。
スープのインパクトが強いため、辛味の弱い麺を採用してるのかもしれないが、ラーメンは麺を食べる料理なので、もう少し絡みやすい麺を採用して欲しい。
スープについて
・ニンニクの効いた鶏ガラスープ
薄めの鶏ガラスープに、もうしわけ程度のニンニクと唐辛子を加えただけといった印象。このスープ、間違いなくニンニクがマッチする味をしているにもかかわらず、口に入れるとなぜか分離しておりスープを飲んでも「唐辛子」「スープ」「にんにく」を別々に食べているように感じた。
卵でとじることができないぶん、それぞれが分離してしまったのだろうか…
「こういう味を目指しているんだろうなぁ」という味はわかるので、もったいなさを感じるスープである。
トッピングについて
卵を楽しみにしていたが、いわゆるカップラーメンのそれであり、普通のものであった。肉そぼろはしっかりと味があり好感が持てる。
唐辛子はスープとの相性を考えると粉末のほうが合っている気がした。
開封~調理
「サンヨー食品 元祖ニュータンタンメン本舗監修 タンタンメン」を開封してみると
- 麺
- 焼豚
- 辛みそ・黒香油(後入れ)
- 液体スープ
が封入されている
作ってみた
・お湯を入れて三分待機。
【今回の調理時に意識したこと】
-
熱湯三分
お湯を入れ際の線が無い?ため、お湯の量は適当になってしまう。
毎回お湯の量を測るのは面倒なので、わかりやすくして欲しい。
総評
期待していた分、残念な結果であった。
味の方向性はわかるものの、スープはそれぞれの主張がぶつかっておりまとまりがなかった。薄い鶏ガラスープに辛味成分を足しただけのような味である。
麺はインパクト強めのスープに合うよう、主張の弱い麺を利用しているのだろうが、スープの持ち上げが悪く、味の薄い麺を食べている感覚であった。
「鶏ガラスープ」「唐辛子」「ニンニク」本来相性の良い具材がマッチしないのは、卵がインスタントなため、閉じることができないことが原因なのだろうか?
数年おきにリニューアルしているようなので、次回改良されていることを期待する。