本日は海外旅行客にも大人気な「一蘭」@新宿中央東口店に行ってきた。
日本で一番有名な豚骨ラーメン店「一蘭」はどのような一杯を提供してくれるのだろうか!?
「一蘭」の概要
今回ご紹介するラーメンはとんこつラーメン知名度No.1「一蘭」
特徴
- 豚骨の臭みを完全に取り除いたとんこつスープ
- 極細ストレート麺
- 独特の店内
1960年に福岡市内で「双葉ラーメン」として屋台で創業する。
その後「一蘭」と店名を変え、日本初の会員制ラーメン屋として営業が続けられた。
赤い唐辛子のたれを真ん中に浮かせて提供される「とんこつラーメン」はこの時に開発され、一蘭が元祖と言われている。
1993年福岡市南区に「那の川店」を開店すると、現在の原型と言える「味集中カウンター」や「オーダー用紙」をが導入される。
独特なシステムと圧倒的な味が評判を呼び、徐々に全国的に店舗を拡大していった。
豚骨臭さを完全に除去したスープは福岡のみならず、全国的な人気を獲得し、現在では海外観光客の観光名所ともなっている。
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「一蘭」@新宿中央東口店について
場所
新宿駅東口より徒歩3分程度歩くと到着。
住所
〒160-0022
東京都新宿区新宿3丁目34-11 ピースビルB1F
営業時間
24時間営業
年中無休
駐車場:なし
店内はカウンター20席程度
食券制度
水は各テーブルにウォーターサーバーが置かれている。
【訪問日】2021年4月6日(火)
13:00頃訪問。待ちは店内に5人程度。
店内に入ると食券機で食券を購入する。
席に着くと「オーダー用紙」に好みを記入。
記入完了後に食券と一緒に「オーダー用紙」を店員に渡す。
今回は麺の硬さ以外、全ておすすめで注文。
「トッピング」の追加や、「替え玉」をする際も専用用紙に記入し注文をする。
店員としゃべらない工夫が随所になされている。
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食べてみた感想
今回注文したのは「天然とんこつラーメン」
味の評価
総合: | ★★★▲★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★▲★★ |
万人に受けるとんこつラーメン!
豚骨の臭みが完全に除去されているにも関わらず、しっかりとした豚骨の旨味を感じることのできる「とんこつラーメン」
とんこつは濃厚ながら重さを一切感じない、マイルドな一杯に仕上がっている。
麺は極細ストレート麺で、スープとの絡みも良く、美味しく頂くことができた。
赤い秘伝のたれは、スープとの相性が抜群によく、溶かすと辛さだけではなくスープにコクをもたらしてくれる。
あまり辛くないので、多めに入れても美味しいと感じた。
「このラーメンを嫌いな人はいないだろう」と思える、万人に受けるマイルドな味わいであった。
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麵について
癖のない極細ストレート麺
スープに合う極細麺
極細麺はスープとの絡みも良く、美味しく頂くことができた。
麺の硬さは超硬でもあまり硬すぎず、食べやすいものであった。
博多とんこつにしては小麦感が少なめで、スープとの相性を求めた麺を採用していると感じた。
麺量が少ないため、替え玉が必須である。
麺に関しても癖が無く、万人に受け入れられる麺であった。
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スープについて
豚骨臭さを排除した極上スープ
しっかりとした豚骨の出汁が出ているにも関わらず、豚骨の嫌な臭いが全くしない、マイルドなスープであった。
一口飲むと、口の中は豚骨の旨味でいっぱいになるが、臭みがなく、非常に飲みやすい。
また、赤い秘伝のたれがスープに「辛さ」と「こく」をもたらしてくれ、味変アイテムとしてもスープとの相性が抜群に良かった。
スープに関しても、悪いところが見当たらない、万人に受けるスープであった。
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トッピングについて
チャーシュー : インパクトは無いものの、脂身多めの美味しいチャーシュー
ネギ : スープと一緒に食べたい相性抜群のトッピング
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総評
間違いなく美味しい一杯
「麺」「スープ」「トッピング」どれを取っても高レベルで、それぞれの相性も良く非常に美味しい一杯であった。
強い癖もなく、誰が食べても美味しいであろう万人受けするラーメンである。
豚骨臭が苦手な人でも美味しく食べることができるであろう。
一方で、一蘭らしさのようなものが特になく、特徴がないとんこつラーメンとも言える。
これは、全国でより多くの人に受け入れられるよう工夫した「一蘭」の研究の成果なのかもしれない。(もう少しパンチのあるラーメンが個人的には好みであるが…)
とはいえ、ラーメンで冒険したくない日は「一蘭に行けば間違いない」と思える一杯であった。
また伺います!