本日は「ラーメン二郎」のラーメン@三田本店
今や食の一つのジャンルとして確立している「ラーメン二郎」の元祖はどのような一杯を提供してくれるのだろうか!?
「ラーメン二郎」@三田本店の概要
今回紹介するのは「ラーメン二郎」@三田本店のラーメン
特徴
- 豚骨のしっかり効いたとんこつ醤油
- 大量の野菜
- 中太ちぢれ麺
創業者の山田拓美は
「二郎はラーメンではない。二郎という食べ物だ。」
との名言を残している。
和食料理人であった店主は「ラーメンぐらい簡単に作れるだろう」と、1968年都立大学駅に「ラーメン次郎」を創業。
オープン当初は人気が無く経営が危ぶまれていたが、近隣の中華料理屋での修行や常連客からアドバイスにより独自の味を作り出していくと、徐々に客足が伸びていった。
今では朝8時の開店前から閉店まで行列の絶えない超人気店となっている。
「ラーメン二郎」の店名は、三田に移転する際にペンキ屋が誤って看板に「二郎」と
書いてしまったことから、以後そのまま使われている。
二郎がラーメン界に与えた影響は凄まじく「直系」「亜流」「インスパイア系」を含め、全国に「二郎」というジャンルのラーメン屋が多数存在している。
さて、二郎の元祖「ラーメン二郎」@三田本店のラーメンはどのような一杯なのだろうか!?
「ラーメン二郎」ラーメン@三田本店について
場所
田町駅より徒歩10分程度
住所
〒108-0073
東京都港区三田2-16-4
営業時間
8:30~15:00/17:00~20:00
定休日: 日曜・祝日
駐車場
無し
席数
カウンター13席
食券制
訪問日:2021年5月26日(火)10時00分ごろ
外待ち10人程度。20分程度の待ちで入店できた。
食券は列の先頭近くになったら店内に買いに行く制度。
並んでいる際に店員から麺量を聞かれることがあるため、応えられるようにしておくとよい。
※ラーメン提供直前に店員により無料トッピングを聞かれる
※無料トッピングは「ニンニク」「ヤサイ」「アブラ」「カラメ(醤油)」の増やしたいものを店員に伝えればOK。
※三田本店では「マシマシ」は扱っていない模様
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食べてみた感想
今回注文したのは「ラーメン」
コールは「アブラ」「カラメ」
味の評価
総合: | ★★★★★ |
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麺: | ★★★★▲ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★▲★ |
旨すぎる元祖!
豚骨と野菜の甘味の効いたかなりオイリーなスープ 。
醤油感は薄めだが、豚の旨味を存分に感じることができる。
麺は中太の平打ちちぢれ麺。
オーション(小麦粉の皮に近い部分が多い小麦粉)の香りが強く、めちゃくちゃ美味しい!
スープとの絡みも抜群で、量は多いが次々に箸が進む!
醤油でごまかさない豚の旨味が凝縮された最高にウマい「二郎」であった。
ラーメン二郎をこの世に生み出してくれたことに感謝!
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麺について
麺だけでも最高に美味しい!
オーション(小麦粉の皮に近い部分が多い小麦粉)の香りが強く、少し硬めに茹でられた麺は最高に美味しい。
※店員によっては柔らかい日もあり
スープとの絡みも良く、液アブラをしっかりと持ち上げてくれる。
麺とスープの旨味をしっかりと感じられる麺である。
麺を食べるために二郎があるといっても過言でない程、最高にウマすぎる麺であった。
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スープについて
豚の旨味が凝縮されたスープ!
一センチほどの層になった大量の液アブラが掛かったオイリーなスープ。
野菜の甘味、豚の旨味が凝縮されており、こってりながら飲みやすいスープである。
醤油はやや弱めで、しょっぱさは欠けるものの、豚の旨味が凝縮されており豚骨の濃厚さを存分に味わえる。
主張の強い麺にも負けない、最高に美味しいスープであった!
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トッピングについて
チャーシュー(豚)は程よく食感が残ったちょい硬のもの。
醤油感も程よくついており、とても美味しい。
大きいのも美味しいところ!
ヤサイはちょいくたで食感も残り美味しい!
キャベツが多めなのも好印象!
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総評
旨すぎるシンプルな一杯!
少しごちゃついた見た目ながら、スープは豚の旨味が凝縮されたシンプルなもの。
醤油感は少し弱めなものの、豚の美味しさを存分に感じる美味しいスープであった。
麺は小麦の香りが強烈な最高に美味しいちぢれ麺。
今回はすこし硬めでこしのある麺であったが、柔らかめに茹でてあっても美味しいであろうと想像できる最高の麺であった。
「歴史を食べる」という精神面を含め、完成された至極の一杯であった。
いまだに店舗に立ち続ける総帥に感激!
また伺います!