お土産ラーメンで、本店の味を楽しめるのか!
今回はこの「六厘舎お土産つけめん(1食入り)」について
本当に自宅でも店舗の味を楽しめるのか?
店舗とのお土産を食べ比べてみたので味の違いについて徹底比較してみた。
六厘舎について
今回ご紹介するつけ麺は濃厚魚介とんこつブームの火付け役とも言えるいわずと知れた名店「六厘舎」。
特徴
- 濃厚にもかかわらず粘度が低めのつけ汁
- しっかりとこしのある、つるつるとした極太麺
大崎出店当時はあまりの行列に近隣住民より苦情が入り
移転を余儀なくされた逸話もある名店の一杯をお土産と店舗で比較していこう。
店舗のレビューはこちらから
お土産のレビューはこちらから
店舗とお土産の比較
再現度
総合: | ★★★★★ |
---|---|
麺: | ★★★★★ |
スープ: | ★★★★★ |
トッピング: | ★★★★★ |
店で作っているものを急速冷凍しているとのことで、味については同じ方向性なのだが、店舗のほうが圧倒的に美味しいといった結果になった。
おすすめの茹で時間では麺が固く、つけ汁も薄いため店舗に比べておいしさ半減といったところか。
とはいえ、味の方向性は完全に「六厘舎」そのもの。雰囲気を味わうには完璧なものとなっている。
麵について
・つるつるとした触感のこしの強い極太麺
店舗ではスープを完全に薄めてしまうほど水切りが甘いため、同じように調理をした。
麺だけで食べると完全に同じ味である。
しかし、おすすめの15分の茹で時間では麺が固く、スープにつけた時の絡みも弱くなってしまう。
家庭用の鍋を使うことを考えれば18~20分程度は茹でたほうがより店の味に近づくだろう。
つけ汁について
・超濃厚な粘度低めの魚介豚骨スープ
味は完全に「六厘舎」なのだが、薄まっておりお土産では濃厚さを感じることができなかった。
店舗からの冷凍に問題があるのか、その日のブレなのかは不明だが、もともと麺の影響で薄くなりやすいつけ汁のため、最後まで楽しむことができないことが残念である。
濃厚であること=「六厘舎」なので、お土産でも濃厚さを頑張ってほしいところである。
トッピングについて
魚粉は店舗と同じく袋詰めになっていて、味を変えながら食べれるところは嬉しい。
お土産について、チャーシューのジューシーさが無く、固いの一言。
つけ汁と同じ袋に入っているからか、ボロボロになっているものもったいない。
メンマもスープと同じ袋に入っているからか、メンマ自身の味が感じられずスープと同じ味になっているのが残念。
総評
味は完全に同じなのだが、お土産は全体的に店よりも味が落ちる印象。
「六厘舎」の味を楽しみたい人にとってはおすすめとなっているが、「六厘舎」の美味しさを楽しみたい人にとってはおすすめできない一杯となっている。
トッピングには目をつぶるとして、スープの薄さを補うひと手間が加えられれば、少しは店舗の美味しさに近づくであろう。